フランス在住Yuko’s Blog

私なりの視点から、フランスの日常をご紹介

モナコの魅力|Netflixオフラインラブ舞台

Bonjour!
前回のニースに引き続き、お隣モナコの魅力をお伝えしようと思います。
もちろんネタバレなしです。

世界で2番目に小さい国、モナコ公国。

実はオフラインラブ、ニースだけでなく近くの人気エリアに舞台を移し、番組が制作されていました。さまざまなエリアがありましたが、唯一フランスではないお隣のモナコは、だれもが知っている人気観光スポット。

もしニースに旅行したら、モナコへ足を伸ばしてみるのがおすすめです。私も年末にニースへ行った際、半日でモナコを楽しんできたのでそのようすをお届けします!

Gare de Nice-Ville

ニース駅です。
チケットは駅で買うのもいいですが、SNCF Connectというアプリで簡単にカード決済で事前予約できます。 日本のAPP Storeでも問題ないですよ。

あ!そういえばオフラインラブで、カップルが待ち合わせしてるのここだったなぁ~
相手に朝ごはんを買っておくなんて、素敵な気遣いでした。しみじみ。

フランスに来たら、朝食はパン屋さんのできたてのクロワッサンを食べてほしい。
本当~~に美味しくて、感動するはず!
甘いのが好きな人はパンオショコラとかブリオッシュとかもおすすめ!

当日の朝は、ニースにある欧米各国の朝食をオーダーできるお店でとりました。
私はもちろんフレンチでオーダー。そしたらクロワッサンとこんな大きなバゲットが・・・

でもこっちのバゲットもぺろっと食べれちゃうくらい軽くて美味しいんですよ~。

話を戻して、プラットフォームから出発!
日本のように親切なアナウンスはないので、ちゃんと何番線でどこ行きに乗るのか、チェックするのを忘れずに。そして治安のよいニースとはいえ、スリなどには要注意です。

ニースからモナコへ、海岸沿いを通る列車からの景色もまた楽しめます。

そして、30分ほどで到着!

あなたは何かお気づきだろうか・・・?

そう、モナコのプラットフォームは、さっきまでいたニースと比較してレベチなのだ。

ドーム型のコンクリートで覆われ、照明デザインも美しい。言っておくが、ここは地下でもなんでもない。

鉄骨で覆われたクラシックなニースのホームもいいけど、モナコはホームのこだわりもすごい。出口へ向かうと、さらに驚かされる。

壁から床すべてが大理石でできた長い廊下に、かの有名なグレース・ケリーが現れるのだ!!!

アメリカ女優からモナコ公妃となり、52歳の若さで亡くなったグレース・ケリー。
エルメスのバッグ「ケリー」は、グレース・ケリーが妊娠中、大きくなったお腹をエルメスのバッグで隠して歩いたところをパパラッチに撮影され、その写真によって世界中で有名となり、その後エルメスがバッグを「ケリー」と名付けたそうな。

世界でもトップクラスの豪華な駅なんです。

そして、駅を出て少し歩くと・・・

世界のお金持ちが所有するヨットがたくさん停泊していますね~。
ここに船を置いておくというのがステータスなのかな?

街には高級車がたくさん並んでいました。

ちょっと歩くとカジノのある豪華なエリアが見えてきます。

Café de Paris
Place du Casino – 98000 Monaco
https://www.montecarlosbm.com/en/restaurant-monaco/the-cafe-de-paris

このレストラン入ってみたかったんだけど、行けなかった。
調べてみると、内装はステンドグラスや市松模様の大理石などでとても格式高く、歴史あるところみたいです。

もちろん物価は高いけど、ちょっとリッチなひとときを楽しむってことで、お茶したりバーで一杯飲むくらいなら気軽に利用できそう。
夏のテラス席はとっても楽しめそうですね!

そうそう、カフェドパリと聞いて、何を連想しますか?

直訳してパリのカフェ?
日本で流通してる手ごろなスパークリングワインブランドもありますよね。
移住してから知ったのですが、カフェドパリっていう美味しいソースを使ったお肉料理もあるんですよ。

また来たときは、ぜひここのレストランで食事してみたいものです。

街を歩いているだけでもリッチな気分を味わえるのがモナコ。
なぜか(笑)、街にレッドカーペットが敷いてあります。

冬はクリスマスツリーとの対比で映える!
ここは撮影スポットですね。


モナコと言えばF1レース。
F1レースで使われる道路を見ると、ちょっとワクワクします。ここは確か、コースに含まれているトンネルかな。

そしてモナコはいま、建設ラッシュ。
下の写真奥に見える山の手前に高層ビルをたくさん建設していました。

まだ発展していくのか!
世界で2番目に小さい国だけど、高層ビルが立ち並ぶ姿をみるとエネルギーを感じますね。


さてさて、ここから城壁を上ってモナコ公がいる宮殿へ。
撮影できなかったのですが、衛兵の交代儀式は見ものです!制服も豪華。

Le Palais Princier

宮殿のある広場からの眺めがまたきれい。
駅近くとはまた違った角度からモナコを楽しめます。

犬を連れて散歩なんて、またいいですね~!
おっきくて優しそうなワンちゃんでした。


そろそろお腹の減るころ。
遅い時間のランチを楽しむため、宮殿から旧市街へ下りていきます。

褐色の街並みになり、一気に賑やかなムードに。
ここにある露店でおみやげも買えます。

褐色の街並みといったらオレンジ色のアペロールスプリッツを飲みたくなる!
冬でもお構いなしに飲みました(笑)
滞在した12月は東京と比較しても比較的あたたか。冬用コートだとちょっと汗ばむくらいでした。

テーブルのデコレーションも可愛い~!
ニースと同様、イタリアンなテイストの食事が多いので、わたしはイカスミパスタを注文!卵ベースのソースと和えて、ふわさくっとしたフリットが乗っていて触感も楽しめましたよ。

お店の名前を忘れてしまったけど、旧市街には小さくて可愛らしいレストランがたくさんあるので、直感で入ってみてもいいと思います♪


旅も終盤。

旧市街を抜けると、住宅街に。
オレンジ色の街並みがきれいで、夏に来て街並みを楽しみながらアペロールを飲むのも最高だなぁと思いました!(またアペロールかよって)


もっといろいろ書きたかったのですが、最後にひとつだけ。

モナコには無料で入れる日本庭園がありました。
ヨーロッパのキラキラとしたものに圧倒され続けていたので、束の間の休息になりました。

Jardin Japonais de Monaco
Avenue Princesse Grace 98000 Monaco
(プリンセスグレース通りなんてあるのか!)
https://www.visitmonaco.com/fr/lieu/parcs-jardins/95/le-jardin-japonais

どうやら、以前のモナコ公であるレーニエ3世(公妃グレース・ケリー)が日本の禅の文化をリスペクトしていたようで、1994年につくられたそう。

鯉が放されていて、鯉の種類の説明なんかもちゃんとありました。
増設しているようで、もう片側は工事中だったんですよね。人気みたいです。

海を隔ててこんなところにも日本文化が取り入れられているなんて、うれしいなぁ。


モナコ編、長くなってしまいましたがいかがでしたか?

オフラインラブではモナコのよさがそこまで伝わってなかった気もするのですが(笑)、南仏に来たときはぜひモナコへ行ってみてください。

半日~1日あればまわれるコンパクトさなので、気軽に観光しやすいですよ。

ニースについてはこちらを見てみてくださいね!

それではまた!
Merci, Bonne journée!

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