フランス在住Yuko’s Blog

私なりの視点から、フランスの日常をご紹介

テニスの点数カウント・試合でのマナーについて|フランス語

春はテニスのベストシーズン!
フランスの国民的スポーツとも言えるテニスですが、移住したら絶対やりたい!と思っていたことのひとつでした。

スクールに入った経緯は、以前のブログに書いたとおり。

この春初めて試合に挑戦してみたので、フランス語圏でテニスしたい、試合に出たい、と思う人に参考になるようなブログになればと思います♪

※私はフランス以外の国で硬式テニスの試合に出たことがないので、世界で共通しているところや異なる部分もあるかもしれません!

3つに分けてご紹介していきます。タップするとリンクします!

  1. 海外でテニスをするメリット
  2. よく使うテニス用語(カウント)
  3. 試合でのマナー

1. 海外でテニスをするメリット

①現地のよい友達ができる

海外移住や海外赴任をしたら、日本人コミュニティの中で楽しむのもいいですが、やはり現地で友達をつくって世界を知る、ということも醍醐味だと思います。
そこで、スポーツという絶好の機会を使って友達をつくってみてはいかがでしょう?

テニスは打ち返してくれる人がいないと成り立たないスポーツなので、シングルスでもパートナーが必要です。打ち合いのできる同等レベルのパートナーが必要になるので、テニス仲間をつくることが必須になってきます。

また、よい友達ができる、この「よい」というところがポイントです。
テニスはマナーを大切にするスポーツなので、良識ある大人たちが集まる場になります。テニスコミュニティで人脈を広げればよい出会いもきっとあるはず!★


➁言語を使わずに楽しくコミュニケーション可能

スポーツ全般に言えることですが、言語の違う者同士でも楽しくプレーすることが可能です。

  • こんにちは「Bonjour(ボンジュール)」
  • ありがとう「Merci(メルシー)」
  • すみません「Pardon(パードゥン)」

最低でもこの3単語を言えて、かつ素敵な笑顔を見せれば、お互い失礼なことなくプレーすることができるでしょう♪

またフランスの公営テニスコートにはカフェテリアが併設されているところがほとんど。プレー後にランチやアペロを楽しんだりするスペースがあって、イベントも多いです。

夫婦や家族連れで参加する人も多く、お子さんがいる方も気軽に参加できます。楽しいコミュニティの場になるはずです。


③身体の引き締め、ストレス発散

海外だと車中心の生活になったり、家から出ないときもあったりして、運動不足になる人も多いと思います。

テニスは常に足を動かしながらショットを打つので、有酸素運動しながら筋トレのできるバランスよいスポーツだと思います。健康や体型の維持、またラケットを好きなだけ振って日々のストレス発散!!!(笑)
とてもおすすめです。

また海外では敷地が広く、屋外のテニスコートがたくさんあることも多いので、太陽の下で気持ちよく汗をかくことができるのも魅力です!


2. よく使うテニス用語

ここからざっとよく使うフランス語を紹介していきます。

イン⇔アウトの表現
INOUT / FAUTE
Oui(ウィ)Non(ノン)
※アウトにもフォルトにも使える
C’est bon(セボン)C’est out(セアウ)
C’est faute(セフォートゥ)
C’est dedans(セドゥドン)C’est dehors(セドゥオー)

太字にしているのがよく使う言葉です。特に「ノン」はよく使います。

日本人としてはちょっと気が引けますが、フランスでは相手に聞える声の大きさで、しっかり「ノン!」「アウ!」「フォートゥ!」と言い切りましょう。

サーブがフォルトの場合
  • 「Non(ノン)」レシーバーが強気に言います(笑)
サーブがネットの場合
  • 「Net(ネットゥ)」ネットインしたらもう一度やり直しです。

点数のカウントのしかた

点数言い方
0zéro(ゼオ)
15quinze(キャンズ)
30trente(トントゥ)
40quarante(キャオントゥ)

審判のいない試合では、自分たちで点数をカウントするのですが、サーブを打つ側が相手に聞こえる声でカウントします。

自分がサーバーだとすると、
①自分の点 – ➁相手の点の順で言います。

点数言い方
0 – 15zero(ゼオ) -quinze(キャンズ)
40 – 30quarante(キャオントゥ)
– trente(トントゥ)
15 – 15quinze à(キャンザ)
30 – 30trente à(トンタ)
40 – 40(デュース初回)quarante à(キャオンタ)
40 – 40(初回以降同点の場合) égalité(エギャリテ)
アドバンテージサーバーavantage service
(アヴォンタージュ セウヴィス)
アドバンテージレシーバーavantage dehors
(アヴォンタージュ デゥオー)
ゲームjeu

自分がサーバーで相手がゼロのときは、ゼロをあえて言わない人もいました。
15 – 0「quinze」のみ
わざわざ相手のゼロ点を言わない=品がよいということかしら?

デュースの場合はデュースとは言わないです。通じません(笑)
Égalité=平等というフランスのスローガンにもなっている単語が使われます。


3. 試合でのマナー

基本的に試合では静かにプレーします。
プレーの合間に「Allee(アレ!), Yuko!」などと応援してもよいですが、基本的にはよいプレーがあった場合は拍手で称賛します。

アウトやフォルトだったらしっかり「ノン」「アウト」「フォート」と言います。
ジェスチャーでアウトを表すときは、人差し指でボールを指さすか、天井に向かって指をさします。

これはフランス特有の文化なのですが、自分のショットがネットインしたら、「Pardon」「Excusez-moi」などと謝りましょう。
他の国ではそういったことはないそうなのですが、郷に入っては郷に従え。
ジョコビッチもフレンチオープンではしっかり両手を挙げてゴメンポーズをしていました!(笑)


最後に、昨年9月にできたばかりの隣町(移民局の講義を受けたところ)にあるテニスクラブに遠征してきたので報告です。
街のメイン通りは古くからある建物ばかりで、まったく新しい印象を受けなかったのですが、行ってびっくり!!!

3F建てで、1Fはカフェテリア(コーヒーメーカーやビールサーバーつき!!!)。
屋外に6コート(フェンス鍵つき)屋内に4コートだったかな。パデルというラケットスポーツ専用のコートもありました。

試合後はこのカフェテリアで相手チームにランチをふるまっていただきました。

ご当地チーズがごろっと出てくるところが、ん~!フランス!という感じで感激!

こうして美味しいパンやチーズ、ワインを持ち寄って、会話を楽しみながら食事をするのがフランス流!フランスのそういうところ、大好きです。

そしてみんなが食事しているところを覗くと、フランス人あるある。
「ソースを楽しむ」というのがお約束。お皿に残ったソース類(スープやドレッシングなども)はすべてバケットにつけて隅々まで綺麗~に食べるのがフランス人なのです。

フランス語はいまいち進歩のない私ですが(笑)、スポーツを通じて仲間と知り合ったり、文化を学んだり、リフレッシュできる貴重な時間です。

そういえば、硬式テニス初の試合は連続で負けてます・・・
(あれ、軟式では一応区で3位になったはずなんだけどな←

今シーズンのうちに一勝する!という目標で楽しく頑張りま~す!

それでは、ciao~

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