移住して早2年が過ぎてしまいました・・・!
私が移住してきたのは2024年6月下旬。
配偶者ビザで、個人事業主として仕事を継続中、住む家も決まっているという前提での手続きですが、当てはまる方に参考になればと思っています。
優先度の高い順にご紹介していきます。
- 携帯電話の契約
- ビザの有効化(ANEF) – 入国から3ヶ月以内が期限
- OFIIの受講・手続き
- 銀行口座の開設
- 在留届の提出(日本外務省)
- 個人事業主の登録申請(URSSAF / INPI)
- 運転免許証の手続き(ANEF) – 入国から6ヶ月以内が期限
- 公的健康保険 Sécurité Sociale への登録(AMELI)
- 補完医療保険 Mutuelle への加入
移住後の心構え
まず手続きをする前に、フランスの手続きはとても時間がかかり、必ずと言っていいほど問題が発生し、かつ対応はひどいことが多いです。
移住後にはじめて直面する壁はこの手続きで、日本の迅速で正確、親切なサービスに慣れていると、ここで心が折れてしまう方も多いと思います。
いったん日本の常識を忘れて、「郷に入っては郷に従え」の心構えを持ちましょう(笑)
ちなみに私の場合は、移住前に夫から「フランスのキラキラしたイメージと現実はかけ離れているから、覚悟した方がいい」と散々言われていたので、特にギャップを感じることもなくよかったと思います。
それでは手続きの説明へ・・・!
携帯電話の契約
さまざまな手続きにおいて、フランスの携帯番号が不可欠です。
認証手続きなどもSMSで行うことが多いため、一早く契約した方がいいと思います。
ビザの有効化(ANEF)
携帯電話番号をゲットしたら、ビザの有効化をすぐに行うこと!
入国から3ヶ月以内が期限になっており、過ぎてしまうと不法滞在になってしまいます。
またこの登録後、OFFIの受講(義務)についての情報が送られてきます。
OFIIのテスト受講・手続き
私は6月下旬に到着後に手続きを行い、数ヶ月後に11月のテスト受講の案内、その後12月~2月のあいだで4回講義を受けて終了しました。
詳しくは下記ページで説明しています。
2024年11月最新|OFIIフランス語筆記テスト・面接内容
銀行口座の開設
私は家の近くにあるLCLを選びました。
日本の銀行と違って、フランスの銀行は契約するだけで毎月の手数料がかかります。給与が振り込まれる口座として設定にすれば無料になったりしますが、基本的に実店舗のある大手銀行はお金がかかります。
一方ネット銀行は、カード発行手数料くらいで、基本プランであれば月額利用料無料の銀行がほとんどだと思います。
ただ、ここはフランス。
銀行についても問題が発生することは日常的にあるため、何かあったら実店舗へ駆け込むのが一番だと思います。
なので、最初は近所に窓口のある大手銀行と契約した方がよさそうです。
ちなみにBNP PARIBASはいい噂を聞かないのであまりおすすめしないです・・・
在留届の提出(日本外務省)
日本の外務省サイトを通じてすぐできます。
またマイページを作成しておけば、証明書の発行申請ができるようになるので便利です。
個人事業主の登録申請(URSSAF / INPI)
フリーランスで働いている方は必ず登録が必要ですが、この手続き、かなり難易度高いです・・・
必ずフランス語のわかる方にPCの横で手伝ってもらった方がいいと思います。
間違えて申請してしまうと徴収される税率が変わってしまったり、脱税とも捉えられかねないため、気を付けてください!
個人事業主の所得申告は毎月URSSAFのサイトから行うのですが、初回の登録は外部サイトのINPIで行います。(私のときはそうでした)
このサイトがクセモノで、申告する内容が多く時間がかかり、ウェブ上でのgoogle翻訳が効かなかったりします・・・
専門用語も多いので、フランス語のネイティブでも調べなければわからない場合も。
AIはもちろん駆使しつつですが、間違えることも多いので、やはりフレンチスピーカーに協力してもらうことが一番です。
しかも、その後のURSSAFのウェブサイトから毎月の申請を行わなければいけないのに、ログインしても機能制限なのか?ロックがかかっており、申請画面や担当者とのメッセージ機能が使えず、その後ペナルティが発生しそうになったりと、問題がたくさん起こりました・・・
運転免許証の手続き(ANEF)
フランスで運転するには、日本の運転免許証をANEFに郵送して、フランスの運転免許証を交付してもらう必要があります。
日本の運転免許証はANEF側で管理されており、更新が必要になったり帰国する場合などは、依頼して返送してもらう手続きが必要です。
紛失されないか?心配が募りますが、しょうがないですね・・・
こちらは入国6ヶ月以内が期限となり、どんな理由があろうと期限を過ぎてしまうとどうあがいても日本の運転免許証では運転できなくなります!要注意です!
公的健康保険 Sécurité Sociale への登録(AMELI)
持病のある方などはもっと優先順位を高くして行うべき手続きではあります。
実はこのソーシャルセキュリティ、一番難易度が高く、手続きを完了させるのに年単位で時間がかかりました・・・
理由は、マイページができるまでは郵送でのやりとり限定になるからです。
ウェブ上の手続きができず、電話での問い合わせはできますが窓口レベルの案内になるだけで、アテにならないこともあります。
私は入国後もずっと個人事業主で働き続けていたため、毎月の申告から保険料を差し引かれていたにも関わらず、申請が通ったのが入国から1年半ほどでした・・・
最初に登録申請を行うと、仮番号が発番されます。
(仮番号と言えど、私の場合、結局はこの番号がそのまま使用されてます・・・)
もちろん保険料を支払っていればその間の医療費は規定に準じて戻ってきます。
本当に問題が多く、途中で妊娠もしたので大変でした。
これは次回のブログで詳しく書こうと思います!
補完医療保険 Mutuelle への加入
フランスでは、先ほどの公的健康保険だけでは医療費を賄えないことが多いです。
医療費は高額になることが多いので、公的保険で賄えない分を補完してくれるミューチュエルという医療保険に加入することが義務づけられています。
先ほどのソーシャルセキュリティの加入が確定されると、ミューチュエルに加入できるようになります。
もちろん各保険会社の出しているプランや保険料によって補償はさまざま。
私は近所にあるMMAという保険会社で加入しました。
ちなみに、私は保険加入に時間がかかり過ぎたため、入国後すぐは万が一のリスクのためにも、外国人が一時的に滞在しているあいだに加入できる私的保険に加入しました。保険会社に確認すれば、ソーシャルセキュリティにもミューチュエルにも加入できていない段階で入れる保険を探してくれます。
一年の契約で1000€ほどだったと思いますが、1ヶ月15,000円ほどで最低限補償されるなら少し安心ですよね。
このような手順で、移住して2年。
なんとか整ってきた形です。
学生さんの短期留学の場合は、その間で手続きが完了できなかったと聞くものもあります。
とにかくフランスでは手続きに時間がかかり、ミスも多く、問題は日常茶飯事です。しかもミスしたのにすぐ謝る文化がなく、日本人としては「おい、まず謝れ~い!」となります(笑)なんなら逆に怒られたりする場合もあります(笑)
そのためにも、日頃からやりとりはメールなど記録として残るようにしておき、証明書などはしっかり保管しておくことが必要です。
特にサポートしてくれる人がまわりに少ない方は本当に大変だと思います。
ですが、半分ゲーム感覚で問題解決しながら、この国でサバイブできたら私は世界で通用する人間になる!と思って日々乗り越えていきましょうね♪

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